顎関節症になりやすい日常生活や癖とは

顎関節が痛くなったり、頭痛やめまいが出てから顎関節症になりやすい生活習慣や癖に気づくことがある。顎関節症の症状が軽い今の内に顎関節症の自覚症状がなくてもケアーしよう。

日頃の習慣や癖が顎関節症を引き起こす

歯並びや噛み合わせが悪いことだけでなく、普段の日常生活で顎に負担を掛けるようなことや癖によって、顎関節症になりやすいといわれています。以下、顎関節症になりやすい行動や癖について、すべてではありませんが主なものをあげます。なお下記の状態に当てはまる人すべてが顎関節症になると言うわけではありませんのでご注意ください。

頬杖をつく

ほほづえをつくと姿勢が悪くなるだけでなく顎関節に負担がかかり顎関節症になりやすいといわれています。また逆に姿勢が悪いとほおづえをつきやすくなるともいわれています。

常に上下の歯を接触させている（ブラキシズム）

力を入れて歯をくいしばるするように歯や顎に負担を掛けると顎関節症になりやすいといわれています。また食事のなどのとき以外で、つねに上下の歯を接触させている癖（顎全体をリラックスさせることなく緊張して力が入った感じ）や歯をカチカチ言わせるような癖も顎関節症になりやすいようです。

顎を無理に左右前後に動かす

こんな癖は無いと思っている方が多いですが、何かを考えごとをしたり、イライラやストレスを感じたりするときに、この動作をする人がいます。

顎に負担を掛ける生活をしている

歯を食いしばるスポーツや顎や口を使う楽器演奏（バイオリン・ビオラや木管・金管楽器など）、電話を顎の下に挟む癖など顎関節症になりやすいといわれています。ただスポーツや楽器演奏でプロを目指すなら仕方ないのかもしれませんし、顎関節症にならないために楽器演奏やスポーツをあきらめるのもおかしな話です。ですので、こういう危険性もあることを熟知され、顎関節症にならないように心掛けるようにしましょう。ただし、顎関節症で医者から治療を受けている人は、多分一時的に中止するように言われると思いますが、医者とご相談ください。

食事の時に前歯を使わない、または片方の歯だけで噛む

基本は食事の時には歯全体を使うことです。もちろん前歯と奥歯の役割は違いますので、噛むタイミングは違います。最初の一口は前歯を使い、次に奥歯です。一番注意しなければならないのは、全く前歯を使わないとか、片方の奥歯だけしか使わないなどの習慣で、顎関節症になりやすいようです。

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カテゴリ

症状と予防

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